ととのえて生きる

浪費家がライフスタイル・今後の資産形成について整えていきたいと思っています。

私の病気について<社交不安障害>

私の病気についてお話していこうと思います。

文章を書くのが苦手なので読みづらい点もあるかと思いますがすみません。

①社交不安障害 発症

私は看護師として病棟で働いていました。

毎日忙しいながらも、経験年数を重ねるごとに任される委員会などを行ってきました。

元々メンタルは強くないと自分自身で分かっていて、緊張やストレスで胃痛・吐き気が起こることもしょっちゅうありました。胃薬、吐き気止めは常備していたぐらいです。

メンタルは強くなかったですが、同僚達の存在もありなんとか仕事ができていたんだと思います。

ある日仕事中。突然涙が止まらなくなりました。何かあったわけではなかったと思います。

「患者さんの前だし、ダメだ止めなきゃ」と思っていても涙は止まってくれません。

その場を退席し、なんとか涙を止めて仕事を再開しました。そこから夜あまり寝れない日が続きました。

 

ある時の日勤の朝。

ベッドから起きようと思っても体が鉛のように重たく、ベッドと体がくっついているような感覚で起き上がれず仕事を休みました

この日はずっと仕事を休んだ罪悪感、他のスタッフに迷惑をかけてしまって私はなんていけない人なんだろうとずっと責め続け泣き続けました。

 

そして仕事にいけない日が続き、毎回上司に休む連絡を入れていましたが、それもまたストレスでした。

どこかの病院受診して診断書書いて貰おうと思いましたが、近くの精神科の病院はどこも予約が何カ月待ちといわれました。

そんな中ようやく見つけて、今もかかっている病院に受診することができました。

 

②診断~休職(傷病手当金受給)~退職

初診で受診ました。先生に現状の話をしている時も涙はずっと止まりません。

とても優しい先生で否定もせず話を聞いてくれました。

そして先生から言われた診断名が「社交不安障害」でした。

▼こちらのサイト様に病気について詳しく書かれています。

社会不安障害(社交不安障害) - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)

初めて聞く疾患名でした。先生の問診にてその病状に当てはまると言われました。

内服が処方され、診断書を書いてもらいました。

上司に電話にて報告し、診断書は職場に行くのが精神的に難しかったので郵送しました。

3カ月程休み、夜も寝れるようになり病状もだいぶ落ち着いてきました。先生とも相談し、環境を変えるために退職することに決めました。

職場に行くのも勇気がいり、退職日当日しか職場に行けませんでした。

仕事を休んでいる間は傷病手当金を貰っていました。

職場から「傷病手当金の申請をしましょう」と通知が来るまでそんな制度があるだなんて知りませんでした。

▼傷病手当金についてけんぽのサイトです。

傷病手当金 | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

傷病手当は月給の約3分の2程もらえます。

しかし申請をしても振り込まれるのが結構遅く1カ月~程かかったと思います。振り込まれていないのに、生活費でどんどんお金が減っていく為漠然とお金の不安が付きまとっていました。

元気になってきたという事もあり、「早く仕事をして稼がなきゃ」と思ってしまい、

傷病手当をもらって休んでいるうちに就職活動を始めました。

 

③転職活動し就職

学校を出て就職したので転職活動は初めてなので、何をすればいいか分からずとりあえず看護師の求人・転職サイトに登録しました。

登録したらすぐにエージェントから電話があり、現状や希望を伝えエージェントに紹介してもらい就職することが決まりました。

まだ内服も飲んでいたので、就職先の面接でも内服治療継続中であることは伝えていましたが採用してもらえました

 

傷病手当金を貰い終わった次の月から新しい職場に入職、という形です。(国保には切り替えず、失業保険は貰っていません)

就職してからは、頑張らなきゃという思いで一生懸命働きました。

私は、「期待に応えなきゃ、頑張らなきゃ」と思いすぎてしまう性格なのがいけなかったと思います。

前職よりは忙しくなくゆったりしていましたが、小さな会社(同じ職種)に就職したので対人関係が狭かったです。

 

精神的にも落ち着いてきたので、働いて2カ月程経った頃に定期の内服薬は飲み切りで終了となりました。

念のためと頓服で気持ちを落ち着かせる薬は貰っており、常に持ち歩いていました。1年半ほど働きましたが、その間仕事中に何度か頓服を飲みました。

 

④再度発症し退職(二度目の傷病手当金)~現在

ある日いつものように仕事に行こうと思いましたが、また前と同じで体が動きませんでした。

仕事を休み、病院に受診して再度定期で薬を飲むことになりました。

薬を飲んで、1日なんとか仕事に行った日もありましたが、仕事中のしんどさ、仕事が終わってからの心身ともに疲労感が強く翌日以降は仕事には行けず、先生に診断書を書いて貰い、休職することになりました。先生とも相談し退職することにしました。

退職するにあたって職場の上司と何回か話をしたり、職場に行かなければいけませんでしたが、それも本当に辛かったです。

 

今も内服しており、現在は失業保険の申請をしたところです。

(傷病手当金と失業保険は同時には受給できないので、被らないようにしました。)

この休職中、退職後はゆっくり体を休めることができたことができ落ち着いて考える事ができました。

⑤気付き、今後について

私自身の反省点

・仕事に対して真面目過ぎた

(もちろんいい事ではあるけど、頑張りすぎていた)

・人の目、評価を気にしすぎていた

・職場の人との距離感が近すぎた

・初回発症時に確実に休養が出来ぬまま再度就職してしまった

(自分の思考の整理、分析ができていなかった)

という事だと思います。

 

また「今後の人生どう在りたいか」、「人生のライフプラン」を考えた時に違う職種にも挑戦してみたいと思うようになりました。

けどまた同じことを繰り返さないようにゆっくりゆっくり考えて行動できたらな、と思っています。

2度休職→退職をしたことによって、改めて自分の人生・生き方について振り返る事が出来たので前向きによかったと、思うようにしています。

親、友人、同居人にも心配をかけ頼ってしまいましたが、本当になくてはならない存在で、私は一人じゃないんだ、恵まれていると思いました。

一番落ち込んでいた時は、私は独りぼっちと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

 

同じように苦しまれている人もたくさんいるかと思います。

みんな独りではないです。親や友人など周りに人もいるし、私のような同じような境遇の人もいます。

独りぼっちにならないでください。私もまだ無職という立場で言うのも何ですが、きっと大丈夫です。

私のこの記事が今辛いと思われている方に届いて、少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

ほんとにつたない文章でしたが読んでくださりありがとうございました。

今後の状況や詳しい事については、また追々記事で書いていきたいと思います。何か知りたいことなどあれば、私で分かる範囲でお伝えしますのでお気軽にコメント下さればと思います。

では、読んでいただきありがとうございました(^^)

      2022.12.13 はっち